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歯科医師部会 齊藤 修一
学校保健会研究発表演題 糖分摂取とむし歯の関係に対する知識のアンケート法による分析 平成24年 1月 19日
20分という短い時間ですので、アンケート調査の詳細な分析は、お手持ちの資料でご確認をお願いいたします。 それでははじめさせていただきます。 ‹#›
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はじめに
この甘楽富岡地域は今日までの約20年間で児童、生徒のむし歯罹患率は目覚ましく減少しました。 その背景には様々なむし歯予防の取り組みがなされてきました。 むし歯予防には主に3要因の観点からアプローチすることができます。 1 歯質強化 2 むし歯原因菌への対策 3 糖分摂取の制限 改善
この甘楽富岡地域は、今日までのおよそ20年で、むし歯の罹患率が劇的に改善しました。 一口にむし歯予防といっても、御覧の通り、 フッ化物を利用した歯質の強化、 歯みがきや、歯科医院での歯面清掃にみられる、細菌の排除 糖分摂取制限 などの3、通りの予防へのアプロ-チの方法があります。 ‹#›
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○むし歯予防について、糖分摂取という観点から考える。 ○児童、生徒たちは、むし歯予防、甘いものについて、どのくらい 正しい知識を持ち合わせているか。 ○上記について、アンケート調査を実施し続いて、糖分についての 知識を啓発すべく資料を配布しむし歯予防の一助となるよう努めた。 調査方法 ○対象は甘楽富岡地区の小学6年生及び、中学3年生 ○事前に作成した問題形式のアンケート調査に回答してもらう。 ○すべて無記名でおこなう。
目的 方法
スライドを読む ‹#›
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元気県ぐんま21
歯と口の健康 県民の皆様へ - ◎ しなやかに、自分にあった食事をとりましょう し 主食・主菜・副菜に果物・牛乳をそえて な 慣れよう薄味 減らそう脂肪 や 役立てよう 栄養表示やヘルシーメニュー か かかさずに しっかり食べよう朝食を に 日本食(伝統食)、郷土の料理を食卓に ◎ 作る楽しみ、食べる楽しみ、ふれあう楽しみを味わいましょう ◎ 10年後の健康は、毎日の食生活と体重チェックの積み重ねから 学齢期(6~22歳)【永久歯萌出直後のむし歯を減らす】 ・学齢期において個別的歯口清掃指導を受ける ・フッ化物配合歯磨剤の使用やフッ化物洗口を利用する ・定期的な予防処置(フィッシャーシーラント※、フッ化物歯 面塗布等)を受ける ※奥歯の溝のむし歯を予防する処置
これは、平成13年度に制定された、元気県ぐんま21というもののうち、歯と口の健康という項目の抜粋です。 赤枠の部分に学齢期の奨励項目があげられており、これらが実践されてきたことが、むし歯罹患率の減少に大きく寄与されてきました。 赤枠をポインターで解説 ‹#›
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赤で示した項目が、平成13年時の学齢期の現状でありました。 平成23年現在、個別の定期的な、歯面清掃を歯科医院で受けることは、 常識的なものとして認識している家庭が増えているものと思います。 むし歯保有率 DMF指数 平成13年 本県 2.5本 22年 本県 1.3本 甘楽富岡 1.数本 ‹#›
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元気県ぐんま21開始時現状(平成13年)と目標(22年)
元気県ぐんま21 健康日本21 現状 目標 現状 目標 12歳で1人平均むし歯数 2.9本 1歯以下 2.9本 1歯以下 フッ化物配合歯磨剤の使用者 - 90%以上 45.6% 90%以上 フッ化物洗口を利用している人 の割合 - 50%以上 - - 過去1年に個別的歯口清掃指 導を受けた人の割合 - 30%以上 12.8% 30%以上
これは、元気県ぐんま、開始時と 平成22年時の目標です。 甘楽富岡地区の、1人平均むし歯数は目標の1以下をほぼ達成しているといってよいと思います。 ポインター解説 ‹#›
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アンケート調査の結果およびそこからわかること
生徒、児童の生活について尋ね その違いが、むし歯予防の知識において差異として現れるか調べてみた。 結果についてみていきましょう。
それでは、ここからは、今回 実際、児童、生徒が行ったアンケート調査を見ていきたいと思います。 お手持ちのアンケート用紙 11ページを御覧になってください。 ‹#›
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あなたの生活について教えてください。 設問1 歯みがきは1日何回行いますか?
設問1では、歯みがきの習慣は、ほとんどの児童、生徒で、2回または3回行っていると答えました。 ポインター解説 6年生 2回 3回 合わせると 95% 中学生 96% ‹#›
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設問2 歯磨剤は使用しますか?
設問2では歯磨剤を使用する頻度もほとんどの児童生徒が、毎日使うと答えました。 歯磨剤には、ほとんどフッ素が配合されているため、先ほどの元気県ぐんま21の目標は、達成されていると考えられます。 ポインター解説 小学6年生 毎日使用 81% 中学生 94% ‹#›
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設問3 あなたや、あなたの家族はお口の健康に関心がありますか。
設問3では、6割から7割の児童、生徒がお口の健康に関心があると答えました。 しかし裏を返すと 残りの3割から4割の生徒はあまり関心がないという残念な結果となりました。 ‹#›
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設問4 甘い食べ物や飲み物は自宅にありますか?
設問4では ほとんどの児童生徒が、日常的に甘いものが手の届くところに、よくあると答えました。 ‹#›
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設問5 あなたは水分補給でどんなものをよく飲みますか?
設問5では、水、お茶で水分補給を行う児童、生徒は、多数を占めましたが、 炭酸飲料やスポーツ飲料で、水分補給を行うと答えた、児童生徒も半数近くに及びました。 ‹#›
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次に実際に児童、生徒が行った問題を考えてみましょう。
次に問題形式の項目に移り、簡単に解説させていただきます。 会場の皆様方もご一緒に考えてみてください。 ‹#›
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小学6年生正解率 5.3%中学3年生正解率 14.1%
1.むし歯菌がいなければ糖分をいくら食べても むし歯にならない ・ はい ・ いいえ
設問1です。問題をよむ シンキングタイム中 に小学生 中学生 の正解率を 正解は はい です ‹#›
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小学6年生正解率 8.2% 中学3年生正解率 8.5% 2.むし歯菌が多くいても糖分が口の中に 入ってこなければむし歯にならない。 ・ はい ・ いいえ
続きまして、設問2です。 正解です ‹#›
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Keyesの輪
むし歯の心配がないおやつの選択 (甘い物「糖分」) 家庭での歯みがきや歯科医院で でのプラークの除去 フッ化物を使った歯質強化
むし歯予防には、3つの要因があり、この病因論を、カイスの輪というものでよくあらわします。 何か1要因がかければむし歯にはなりません、したがって、いずれかの要因へ完全にアプローチできればむし歯のない世界となるわけです。 ポインター解説 ‹#›
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小学6年生正解率 91.0%中学3年生正解率 96.3% 3.食事だけで間食(おかし、おやつ)を 食べなければ、むし歯にならない。 ・ はい ・ いいえ
設問3です 読む 正解です ‹#›
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むし歯と糖分 (食物)の関係は、スライドのように示すことができます。 細菌が、糖分を代謝することによって酸が産生されます、 それによって、普段中性のお口の中が、酸性になります。 その酸によって歯が解けることをむし歯といいます。 この酸性環境の回数が、増えれば増えるほど、むし歯になるリスクが高くなります。 3食のみでも、必ず糖分は含まれますので、一時的に酸性環境にはなります。 よって、摂食回数及び、食後の清掃は重要なむし歯予防の因子であるといえます。 ポインター解説 ‹#›
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日常の口腔内の変化による脱灰・再石灰化モデル
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小学6年生正解率 71.7%中学3年生正解率 76.3% 4.スポーツ飲料は他の清涼飲料水(ジュース コーラ等)と比べむし歯になりにくい。 ・ はい ・ いいえ
設問4です。 スポーツ飲料は他の清涼飲料水と比べむし歯になりにくい 正解は いいえ です スポーツ飲料は一件 余り甘く感じないものもありますが、ほかの清涼飲料水と同等の糖分が含まれていて、今回も3割の児童生徒が誤解をしていました。 水分補給でだらだらと摂取するとお口の中が酸性環境にさらされる時間が長くなることを意味しています。 ‹#›
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